2023年2月18日
ミサワホームの「耐震構造」に、「制震パネル」を組み込むことで、地震に対してより安心できる「耐震」+「制震」のMGEOを実現。 制震パネル内に組み込まれた「高減衰ゴム」が地震エネルギーを熱エネルギーに変換して、建物の揺れを抑えるしくみです。
震装置「MGEO」は、壁の内部に複合テコ原理を応用した独自の変位拡大機構と、高減衰ゴムをセットした制震ダンパーを組み合わせた構造で出来ています。建物にかかる地震の力をてこの原理で増幅し、効果的に制震ダンパーに伝えることで、建物全体の変形を抑える仕組みです。 2004年7月、明治大学と共同で実大振動実験を実施。阪神・淡路大震災レベル(818gal)7回、同大震災2倍以上レベル(1873gal)3回、想定東海地震レベル(1330gal)3回、最大試験波(2000gal)13回の大地震を含み、4日間で合計39回もの揺れを再現しましたが、構造体の損傷はなく内部ドアの変形や全ての開口部に入れられた窓ガラス等にも損傷はありませんでした。また、阪神・淡路大震災クラス(818gal)の揺れでは壁クロスの切れ等も見られませんでした。※画像:実大振動実験
ミサワホームは創業以来、大地震において全壊・半壊ゼロ。
阪神・淡路大震災で全壊・半壊した建物は、新耐震設計基準が設けられた1981年以前に建てられたものが多かったといわれています。一方、ミサワホームは倒壊ゼロ。もちろん、1981年以前に建てられた家も無事でした。構造体に充分な余力を確保している点が、地震に強いミサワホームの最大の特長といえます。※「倒壊ゼロ」は地盤に起因する被害は除く